自分の言葉が、結局一番おもしろい

ドラクエの「魔法使い」は 「戦士」になろうとしない。

「強みを伸ばす」か、「弱みを克服する」か、教育方針として語られることが多いですね。
ぼくらの世代は、「弱みを克服」と言われて育った人が多いのでは? って思います。

でも、その結果「オール4」の人間ができあがった感も否めません。

致命的な苦手分野はなくさないといけません。
生き方が、もろくなるから。

でもふつうの「苦手」は放っておけばいいと思うんです。
そんなのを克服する時間があったら、
強みを伸ばした方がいい。

「オール4」の生徒が大人になっても、One of them になるだけで、何もできませんよ。
逆に「ほとんど1、でも数学だけ10」みたいな子の方がチームの中で力を発揮できる。

ドラクエの魔法使いは、
「自分は腕力に課題があるから」と言って
「弱みを克服しよう! 戦士並の筋力をつけよう!」とはなりません。

学校でも会社でも、
「強み」「得意」を伸ばす教育がもっと広まればいいと思っています。

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