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なぜ、すぐに出版が決まるのか?~出版企画書の書き方と、アプローチする出版社について

この前、ぼくの出版塾に参加してくれた受講生の結果をまとめてみました。過去半年間に、ぼくの出版理論講座(2日間)に参加された方の中で

・出版が決まった本:7冊
・ほぼ出版が決まった本:6冊
・編集者と具体的に話が進んでいる本:5冊

でした。

商業出版をするためには、2つの大きなポイントがあります。

それは、

  1. 魅力的な出版企画書を書けること
  2. 適切な出版社と編集者にアプローチできること

です。

この2つを押さえておけば、あなたも本を出版できるようになります。ぼくの講座を受講した方の企画がすぐに出版社に認められるのは、この2つの精度が高いからなんです。

では、この2つの精度を高めるために必要なこととは? それぞれ説明していきますね。

1.魅力的な出版企画書を書けること

 

出版企画書は、要するに「わたし、おもしろい本が書けますよ」という「提案書」です。そして、ここで大事なのは、あなたは2人に対して「提案」するということです。

ひとりは、読者。そしてもうひとりは、編集者です。判断するのは編集者(出版社)ですが、編集者は、その先の読者を見ています。だから2人に対して提案をすることになるのです。

まず読者が見たときに、「この本、おもしろそう!」と思ってもらわなければいけませんね。そして同時に編集者が見たときに「この人に書いてもらったら、おもしろそう!」と思ってもらわなければいけません。

それを出版企画書の中身で説明で来てなきゃいけません。これが1つ目。「読者と編集者の2人に向けての提案書」というところがポイントです。

2.適切な出版社と編集者にアプローチできること

 

いくら出版企画書の中身がよくても、適切な人に提案しなければ採用されません。それは出版社によって、得意ジャンル(扱っているジャンル)が異なるから。

とにかく「出版社」「編集者」と名がつけば出版してくれるわけではありません。ビジネスの本しか出していない出版社、育児本しか出していない出版社、料理本が得意な出版社などなど、出版社によってカラーがあります。

それを考えずに手あたり次第、出版企画書を見せても採用されません。

そしてもうひとつ。同じ出版社でも、個々の編集者によって「本にしたい内容」が異なります。編集者は会社から「このテーマを作れ!」といわれているわけではなく、自分が「売れる!」と思ったテーマを扱います。

つまり、好みがわかれるわけです。

同じビジネス書でも、営業の本が好きな人と、キャッチコピーが好きな人、手軽に読める本が好きな人と、分厚くて本質的な本が好きな人がいます。そこも考えてアプローチしないと、ぜんぜん相手にしてもらえません。

ざっくりいえば、この2つがクリアーできればあなたの企画も出版できます。


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