自分の言葉が、結局一番おもしろい

出版企画書の役割

出版を目指す場合は、まず「出版企画書」を書かなければいけません。ただ、多くの方がこの「出版企画書」の役割を誤解していると感じています。

企画書の目的は、編集者に「この人に会ってみたいな」と思わせることです。編集者に会えた時点で、企画書の役割は終わります。
よっぽどでなければ、企画書の通りに本づくりが始まることはありません。編集者は「なんかおもしろそうな人だから、一度会ってみよう」と感じ、その会った場で、具体的な書籍の企画アイディアを出し合いたいと考えています。
会ってからある意味ゼロベースで企画を考えようとしているのです。だから、事前に原稿を書いても無意味ですし、
むしろ「既に原稿がある」という場合は、嫌がられます。

ほんとです。

編集者は「編む人」です。完成している原稿を持って来られても自分の出る幕がありませんし、自分のアイディアが入れられません。だから嫌がります。
なので、原稿を先に書いてしまうのは完全に意味がないことなのです。(むしろ編集者に嫌がられてマイナスになります)

企画書の目的は、「この人に会ってみたいな」と思ってもらうこと。それ以上でもそれ以下でもありません。企画書はそのように作らなければいけません。企画書の役割を「編集者と会ってもらうツール」と定義してください。そしてその目的のためだけに書いてください。

来月も、出版企画書の作り方セミナーをやります。どんな企画を作ればいいか、丁寧に解説していますので、ご興味ある方はぜひ。

◆あなたが持っている価値を言葉にする方法、お伝えします
「誰でも売れる企画が作れる5つの発想法と3つの質問」

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