自分の言葉が、結局一番おもしろい

どんな部下でも動くようになる4つの法則

「人を動かしたい」
「特に、部下や社員を自分の想い通りに動かしたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。

そんな方のために、部下や社員が「動く」ようになる4つの法則をご紹介します。この法則を守れば、(おそらく)どんな部下でも、どんな社員でも、自分から動くようになるでしょう。

その4つの法則とは、

  1. 自分でやってみせる
  2. しっかりと言葉でも説明する
  3. 相手に実際にやらせてみる
  4. 相手を褒める

です。

 

既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、これは日本軍(海軍)の山本五十六氏の言葉です。

やってみせ
言って聞かせて
させてみて
褒めてやらねば
人は動かじ

戦時中の軍隊という「命令は絶対」の環境で、この言葉が残されたことに注目したいです。人を動かすためには
相手に内容と意図が伝わっていなければいけません。

そして、相手に伝えるためには、
まずやり方を見せ、
口頭で説明し
相手ができるかどうか試してみる
というステップが必要だということです。

「上の命令が絶対」の戦時中ですら、この言葉が残るわけですから、上下の関係が曖昧になっている組織ではなおさらです。

しかし、これの反対のコミュニケーションがとても多いのではないでしょうか?

見せもせず
説明せずに
丸投げし
失敗した時
めちゃめちゃ怒る

これでは、人を動かすことはできません。相手は、「あなたが考えていること」「してほしいこと」を知りません。

「ほら、なんとなくオレが言いたいこと分かるだろ?」ではわかりません。あいまいにしか伝えないのは、単なる伝え手の怠慢です。コミュニケーションの責任は、伝え手側にあります。「理解できなかった方が悪い」のではなく、「伝えきれなかった方が悪い」。少なくとも伝える側がそういう意識を持たなければ、コミュニケーションは改善していかないと思うのです。

山本五十六氏の言葉を思い出して改めてそう思いました。

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