今日は自社セミナールームで、「言葉化」のセミナーを開催しました。
自分が100の価値を持っていても、
それを言葉で相手に伝えられなければ意味がないし、
自分が100の価値を持っていても、
そのうちの60しか伝えられなければ、
自分の価値は「60」しかないのと一緒。
日本人は、商品の質を高めることは得意だし、
多くの人が意識してやっていることですね。
でも、自分の価値を言葉にすることは、
びっくりするほどないがしろにされていると思う。
「価値を言葉にする」とは、
「日本語で説明する」という意味ではありません。
「ことばで説明して、相手に『それ、いい!』『ほしい!』と言わせる」ということです。
スペックや材質を伝えても、
それで相手が「ほしい!」とは言いません。
相手はその物質がほしいわけじゃないからです。
「モノではなく、体験を売れ」とも言われますが、
体験であればなんでもいいわけでじゃないです。
「それ、いい!」「ほしい!」と言ってもらうためのポイントは
大きく考えると、たった1つです。
それは、「相手が手にするものを語る」ということ。
自分の商品・サービスを使うと、相手(顧客)は何を手にするのでしょうか?
ライザップに行けば、「理想の身体」が手に入ります。
ディズニーランドに行けば、「非日常体験」が手に入ります。
ブランド品や高級車を買えば、「ワンステージ上がった自分」が手入ります。
生命保険に加入して手に入れるのは「安心」ですね。
自分の商品の素材やスペック、技術を語るのではなく、
それを買った結果、相手が手にするものを表現するんです。
そうすることで自分の価値を相手に伝えることができます。
今日の講座では、そんな話をしました。
明日は、後編。
興味を持ってくれた相手に、内容を伝えきる方法を解説します。
※「『自分の言葉』で人を動かす」ビジネス実践講座
→ ご興味ある方は【こちら】をご覧ください
PS
講座中のランチは、恒例の慶應大学三田キャンパスの学食に^^
ぼくは「慶應パワー丼」にしました。
大・中・小とありますが、ぼくは「小」。
先日、うっかり「大」を頼んでしまったら、
フードファイター並のどんぶりが出てきてワチャワチャしました。
学生のための食事だってことを忘れてました笑
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