「いやぁ~、マジでそういう時代になるよなぁ……」
と痛感しました。
昨日、ある先輩経営者の方とお話しさせていただいただきました。その方の一言がズシンと内臓に響いたんです。これからの時代に欠かせない、これがなければ仕事が取れなくなるなぁと。
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先日、ぼくの事務所は東京の品川駅から、隣の田町駅に引っ越ししました。今度はセミナールーム付きの広めのオフィスです。いろいろ備品をそろえなければならず、この数日間はネットでいろんなものを買いまくっていました。
ここで、強烈に感じたことがあるんです。
それは、「意味が分からない商品説明、わかりづらい表記だと、買わない」ということ。そりゃそうでしょ? と感じるかもしれません。でも、多くのビジネスパーソンは、文章で伝えることを軽視しています。
事務所の備品をそろえるのに、営業担当者を呼んで対面で相談することはありませんでした。もっと大きい規模ならまだしも、「ネットだけで買う」「メールのやりとりだけで決める」という人も多いですよね。
昔は、「しゃべれるのが売れる営業」だった時代がありました。でも今は、お客さんと会話をする機会がずっと減っています。
かつて電話で営業していたのが、メールに置き換わっていません?
知り合いから紹介された業者との取引より、ネットで探して「よさげ」な業者さんを選ぶことがありませんか?
いまや、「文章」が大きな営業になっていて、文章を書くことが「営業」になっているのですよね。
となれば、文章力を上げること、ライティングスキルを身につけることは、ビジネスをするうえで欠かせない能力になんですよね。
「自分にはいらない」という誤解
でも、こう思いません? 「文章なんて書けるし」
もしくは、こう思いません? 「文章力って新人が報連相するときに学ぶやつだよね」
そうじゃないんですよ~ 違うんですよ~
もちろん、書面を書いたり、社内での報連相にも必要です。ただ、お客さんに何かを提案するときにはメールを使います。そのメールも文章です。
現にぼくは、この新しいオフィスの物件を選ぶとき、メールの文章がわかりづらい担当者さんにはお願いしませんでした。まずはその会社のサイトから問い合わせをして、担当から返ってきたメールで「この会社(もしくはこの人)信頼できそうだなぁ」とか「なんか問題起こりそうだからやめておこう」みたいに考えてました。
率直に言うと、本当は取引をお願いしようと思っていた会社がありましたが、担当者のメールがわかりづらすぎて、やめました。
でも、その業者の担当者本人は、まさかメールの書き方で切られたとは思っていないでしょう。
そうなんです。みんな気づいてないんです。みんな、「自分は文章なんて書ける」って思ってるんですよ。
ちゃんと書けている人もいると思います。でもね、ちゃんとしたわかりやすい文章を書けていない人は、いつまでたっても書けないままなんです。もともとセンスが合ってしっかり書けている人は別。書けなかった人が文章がうまくなるのは、
ずばり、「文章の型を知り、自分のクセを排除したとき」なんですよね~^^
上達するためには、「正解」を知るもの大事なんですが、もっといいのが「自分の悪いクセを知って、正すこと」です。スポーツでもなんでもそうですが、「正しいやり方」を教えてもらって、自分が正しくやっているつもりでも、正しくできていないことはよくあります。
まずはそこを正すことが先決なんです。
ぼくら作家は、編集者にいつも文章を正してもらっています。だから文章が書ける。ぼくら作家が文章が書けるのは、もともとセンスがあったからではなく、書くのに慣れたからでもなく、編集者にクセを直してもらっているからなんですよ。
先日お話しさせていただいた先輩経営者の方は、もっと直接的に「文章を書けない人は仕事を失うよ」とおっしゃっていました。
いいモノを持っているだけで、それを相手に伝えられなければ意味がありません。
そして、現代では「文章」を通じて伝えるシーンが9割以上を占めていると思います。しっかり文章で書くスキルを身につけ、しっかり「価値を伝えられる人」にならないと、仕事がどんどん減っていってしまいます。
いきなり文章を書こうとしてもうまくいかない
でも、いきなり文章を書こうとしてもうまくいきません。自分が相手に伝える価値をしっかり言葉にできていないといけない。長い文章にする前に、「ひとこと」で言えていないといけないんです。
みんないいものは持っています。でもそれを言葉にできていないんですよね。すごくもったいない。対面の営業でならまだしも、文章でその「ふわっ」とした表現で価値を理解してくれる人は少ないでしょう。
せっかく100の価値を持っているのに、言葉にできず20の価値しか伝えられなかったら嫌ですよね。
言葉化しましょ。しっかりと。
今週も、価値を言葉にするセミナーを開催します。
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