自分の言葉が、結局一番おもしろい

「うまくいく人」といかない人がいるとしたら、うまくいく人とは「根拠なき自信」を持っている人だと思う

先日、周りを見ていて思ったんです。

「うまくいく人」といかない人がいるとしたら、「うまくいく人」とは、「根拠なき自信を持っている人」だと。
最近、いろんな人を見て思うのですが、うまくいく人は何をやってもうまくいきます。反対に、うまくいかない人は何をやってもうまくいきません。この2人には大きな違いがあるんですよね。

で、ぼくなりに、周りの人を観察して、この「2人」を分析してみたんです。

出している結果には大きな違いがあるんですが、持って生まれた能力がそれほど違うとは思えなかった、というのが正直なところです。

能力はそれほど変わらないのでは? と思いました。発想力や頭の回転が速ければいいかと言えばそうでもない。
発想力にたけていても、行動できない人はいますし、頭の回転が速いのに、やりたいことが全然できていない人もたくさんいました。

何が違ったのか?

いろんな人を観察して、いろんなケースを分析した結果、ぼくがたどり着いた結論があります。この「2人」に決定的に違ったことが1つありました。

それは、「根拠なき自信」です。

なんでもうまくいく人は、自信があります。ただ、何か確証を持った(根拠はないけどを持っているか否か、です。

自信を持てない人は、「自信を持つだけの裏付けがない」と考えます。「自信を持つだけの十分な根拠がないから、自信が持てない」と思うわけですね。でも「自信」って、何かの裏付けがないと持てないものじゃないんですよね。なんでもうまくいく人は、「根拠なき自信」を持っています。
教育学の世界でも言われています。

「成功するかどうかは、実行する力があるかどうかによる」
「実行する力は、何事にも(根拠なき)自信をもてるかどうかによる」

教育学でもそう言われているんです。

そしてね、これからが大事なんですよ。結局大事なのは、どうすればその「(根拠なき)自信」を手に入れられるか?  ですよね。それが超大事な話です。
そして、イギリスで行われた研究では、その根拠なき自信をつくる源は

「自分の考えを伝える経験」

だったのです。

自分の考えを他人に伝えた経験、しっかりと自分を発信できた経験が、「自分だったらできる気がする」という根拠なき自信を作っていくのだと。
これは、ぼく自身の実感ともとても合います。
1.子どものころから、自分を言葉で発信できる人が

2.「自分だったらできる気がする」という感覚を育み、

3.「だから、いろいろやってみよう。あきらめずにやってみよう」という実行力を備え、

4.その実行力が「結果」につながるわけです。
将来、メシが食える大人に育てたければ、最初に備えなければいけないのは、自分自身を発信する力、自分の考え、感情を言葉にして他人に伝える力だと思うのです。
これさえあれば、なんとかなる。足りないものが見つかっても、それを乗り越えていくこともできる。

すべての基本なんですよね。大人として、子どもにこの「すべての基本」を教えてあげたいと強く感じました。
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ぼくが代表理事として運営している一般社団法人 教育コミュニケーション協会では、子どもたちの感情を言葉で引き出す「キッズ作文トレーナー」を養成しています。今月もキッズ作文トレーナーの認定講座を実施します。ぼくらと一緒に、自信を持てる子どもを育てませんか?

・1月25日(水) 10時~16時 @東京 田町
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