自分の言葉が、結局一番おもしろい

「シンデレラ・ストーリー」に憧れる人が忘れている、とっても大事なこと

●「シンデレラ」の本当の意味

シンデレラにあこがれる女性は多いです。シンデレラ・ボーイという表現もあります。みんな、シンデレラに憧れています。

でも、多くの人が知らないのは、彼女の本当の名前は、「エラ」だということ、そして、「シンデレラ」というのは、「cinder (灰)をかぶったエラ」という、イジメのあだ名だということです。

これは、あの意地悪な継母からつけられています。

シンデレラは電撃的な出会いによって王子様と結婚しました。この逆転のストーリーにあこがれるのでしょう。しかし、シンデレラになるということは、同時に「灰をかぶる(泥まみれになる)生活」を長い間強いられるということです。

 

つまり、シンデレラという名前に、強烈な逆境を経験するということが組み込まれているわけです。

 

そして、その強烈に虐げられている環境にありながら、それでも自分を持ち続ける精神力があってこその「シンデレラ」だったわけです。

シンデレラ・ストーリーに憧れるのであれば、地べたを這いつくばり、他人から灰をかけられるようなことをされても、それでもなお、自分を信じて進み続けることが必要なのかもしれません。

この週末、仕事という視点から、自分が何のために生きているのかを改めて考えました。ぼくがやりたいのは、
「世の中から『伝わらない、わかってもらえない』をなくすこと」です。

全ての人が、自分が考えていることを言葉でわかりやすく伝えられるように、そのために活動しています。なかなか描いた通りにはいかないけど、それでも進むしかありません。

最初から灰をかぶるつもりでやれば、おおよそのことは「想定内」になりますね。何が起きても怖くありません。
「シンデレラ」「シンデレラ・ボーイ」になるためには、その前に灰をかぶるような経験、努力をし、逆境を乗り越えてきた人だけなのかもしれませんね。

●シンデレラになりたければ、「シンデレラ」にならなければいけない

冒頭にお伝えしたように、シンデレラの本名は「エラ」。そして、「シンデレラ」は、イジメのあだ名でした。多くの人がシンデレラ・ストーリーに憧れながら、それを実現できないのは、「エラ」が経験した苦難を体験したくないと思っているからではないでしょうか。

自分のやりたいことに向かって進むとき、いろんなことを失敗するかもしれません。また、周囲から叩かれるかもしれません。そんな時には、誰もが失敗している、大人たちもいつも失敗している、シンデレラは長い苦悩があったからシンデレラになった、という話を思い出すことが、「シンデレラ・ストーリー」を呼び込む秘訣なのかもしれません。

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