2009年10月1日、勤めていたリクルート社を退職して独立しました。
ということで、今日はぼくの独立記念日です。7周年のお祝いは、来年の今日まで受け付けております( ̄∀ ̄)
当初は起業というより、「作家として本を書いていこうかなくらい」の気持ちだったなぁ。リクルートではとてもお世話になった方がたくさんいますし、大切な同僚も大勢いるのですが、「これが自分のやりたいことか?」と問われたら、明確に「No」だった。
もともとぼくはリクルート社にベンチャー投資の仕事(ベンチャーキャピタル)をしに入社しましんですよ。この仕事はとても楽しくかつ、とても充実していました。それまでの数倍のスピードで自分が成長している実感があり、上司にも同僚にも最大級に恵まれ、まったく非のつけようがない職場でしたね。
この時期は本当にすばらしかった~~~
ただ、ぼくが入社した半年後に、社内の事情でその部署がなくなっちゃった(笑) サラリーマンあるあるかもしれんけど、ここで別の事業部に異動しなければならなくなりました。新しい部署もいい仲間に恵まれましたが、やっぱりどうしても「本当にやりたかった事」とは違う感が残っちゃった。
なので、7年前、全力で自分を出せる仕事をしようと思い、独立したんです。
一般的な起業家とちがって、「世の中をこう変えたい!」とか「この商品を広めたい!」というより、単に「好きなことをやりたい」と思って独立したわけです。
よく「作家だったら、企業勤めをしながらできるじゃん?」と言われますが、そういう問題よりも、とにかく自分の好きなことに自分のすべての時間を使いたいと思ってました。
また、これもよく言われるような「清水の舞台から飛び降りる覚悟」も特に必要なかった。ぼくはリクルート在籍中の2009年3月に『今までで一番やさしい経済の教科書』という本を出しました。この本が異例のベストセラーになったおかげで、ぼくのところには執筆依頼が20社くらいから来てたんです。
たぶん、ぼくが作家として出版社から一番モテてたのはこの時期だな。今の方が実績は上だけど、出版社からのオファーは少ない(笑) ある編集者に聞いたら「木暮さんにはもう決まった出版社がいるから。私なんか相手にされないと思って……」と言われた。
なんだ、そのプレイボーイ的な扱いは!www 当たり前だけど、ぼくは漫画家ではないので、専属出版社のような制度はありませんよ。お互い一生懸命できる相手だったら、ぜひお声かけてくださいね^^
話を独立当初に戻しましょう。
当時は本当に自宅がある鎌倉に引きこもって本だけを書こうと思ってたんだよな。得意なことは「文章を書くこと」だけで、それ以外のことはできませんでした。最近は、メディア出演や講演、セミナーなど、人前で話す機会を多くいただいていますが、当時は自分がそんな仕事を始めるなんて想像もできなかった。
実際、最初に講演の仕事を引き受けたとき、それから毎日後悔して、「今から断れるかな……」と毎晩考えていました(笑) ぼく、弱っwww でも、それくらい嫌だったんです。
もちろん、今ではそんなことまったく思っていません。人は変わるものですね(笑)
と考えると、5年後にどんな仕事をしているか、今のぼくには想像もつかないのでしょう。というより、いま想像している自分とはまったく違う自分になっているんだろうな。
ここで、ぼくの変遷を写真とともに振り返ります( ̄∀ ̄)
2009年、リクルートを独立した直後くらいの写真。ダイヤモンド社の担当編集 児玉さんと。
2011年、初めてPRESIDENT誌に取り上げられた時。
2011年、初めてプロフィール写真をプロに撮ってもらいました。
イメージコンサルタントの ikumiさんにコーディネートしてもらってからの変化が激しい笑
ちょっとやせ過ぎかな? 2012年の雑誌取材。
2013年、初めてメジャーなテレビ番組 NHK「ニッポンのジレンマ」に出る日。コート姿も撮影されるので、新しく買いました。
これはラジオ収録時。。
人前で話したり。
多くの方に仕事の機会をいただいて、7年間過ごしてきました。今日から8年目です。これからやりたいことは結構決まっているので、その方向性からブレないように、でもいい意味で新しい可能性を探せるよう、毎日楽しく仕事して行こうと思います。
みなさん、これからもよろしくお願いします( ̄∀ ̄)
PS
高校生のぼくはこんな感じでした^^
この記事へのコメントはありません。