自分の言葉が、結局一番おもしろい

決めて、他を画角から外す

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木暮太一です。カメラのレッスンを受けていて気付いたことがあります。それは、ぼくは写真を撮る時に、なんとなく惰性で画角を選んでいて、その絵の中の主人公を決めていなかったということ。つまり、この風景・対象の中の、どれをどうやって取りたいのか、それらのどの性質を取りたいのかを決めていなかったということでした。

写真の中の主人公を決めていないと、漠然とした写真になり、その写真が発するメッセージはあいまいになります。逆に、その主人公さえ決めておけば、写真が明確なメッセージとキャラクターを持つようになります。

 

コミュニケーションと一緒だなと思いました。人に何かを伝えたい、説明したいときには、その情報の「主人公」を決めておかなきゃいけないんですね。いろいろ並んでいる情報の中で、自分は何を一番伝えたいのか、相手に分かってもらいたいのか、それをあらかじめ決めておかないといけないんです。

そしてもう一つ大事なのは、「それ以外を画角の外に外す」こと。写真の中に入れない、つまり表現しないということです。伝えたいことを伝えられないのは、あれもこれも入れてしまうから。「これも言いいたい」「あれも言わなきゃ」とごちゃごちゃになってしまうと、主人公がかすれてしまいます。それじゃ伝わらない。

 

ぼくは芸術的センスが、とても残念なので、写真をうまく撮るのもムリかなぁ~と思っていましたが、「説明力と一緒」と考えたら途端にできる気がしてきました^^ わかりやすく説明する力は、センスではなく科学です。分かりづらい説明には理由があり、それをわかりやすくする方法もあります。ぼくはセンスで勝負できないので、写真もセンスではなく、科学として捉えて、いい写真が撮れるようがんばります☆

 

友人の編集者さんから献本いただきました。とてもわかりやすいので、この本を読んで自宅学習してます^^

 

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(『「いい写真」はどうすれば撮れるのか?』)

 

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