こんにちは、木暮太一です。
今日は文部科学省主催のイベントで、ぼくらの作文教室を開講してきました。今回は夏休みということもあり「読書感想文」を書いてもらいました。
いつもの通り、プリントに従って授業を進めます。小学1年生から6年生まで、読んできた本もバラバラ。でも、それでも同じ問いかけでみんな作文が書けるようになるんです。
子どもの言葉を引き出すために必要なのは、とにかく認めてあげること。子どもが書いた文章を「それでいい」と認めてあげることです。ぼくは毎回授業の冒頭に「作文に『間違い』はないからね。なんでもいいからね」といいます。今日も授業の冒頭でそう伝えました。すると、一番前に座っていた小学2年生の女の子が「そっか、算数じゃないもんね」と言いました。
大人は「大人の希望」で子どもたちの作文を添削し、修正しようとします。でもそれがいけなんです。そうやって大人の考えを子どもに押し付けと、子どもは「自分が書いたものは「間違い」で、どこかに「正解」があると考えるようになります。でも、作文に正解も不正解もなく、「正解」を探しても見つかるはずはありません。
大人の勝手な思い込みで、修正をしないこと。これが子どもの作文力を伸ばす大前提の考え方です。
この活動、本当に楽しいです。ぼくの問いかけで、子どもが自分の言葉を引き出すことができる。「あ! これを書こう!」と一気に書き始める。これは本当にうれしいことです。
今日はたくさんの教育委員会の方、学校の先生方にも見学いただきました。そして、多くの子どもたちが参加してくれましたが、一方で教室に入りきらない子たちの参加を断らなければならず(涙)、次回はもっと大きい部屋でできるように文科省に交渉します^^
そして、今日も教育コミュニケーション協会のキッズ作文トレーナーのみなさんにフォローに入ってもらいました。文部科学省の前で記念撮影^^ みなさん、おつかれさまでした!
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