自分の言葉が、結局一番おもしろい

人脈とは何か?

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こんにちは、木暮太一です。

ビジネスにおいては、「コミュニケーション能力」と同時に、「人脈」が重要です。そのため、「人脈作り」に性を出す人がたくさんいます。 人脈も「発信力」の一部分と捉える事ができます。「人脈」を作れば、ビジネスに限らず、自分がやりたいことがすぐ叶うと感じています。そして、人脈を作ろうと、いろんなところに顔を出しているのです。 しかし、そのような人は、人脈の意味を勘違いしています。

名刺交換をして、人脈を作ったつもりでいますが、ほとんどの場合、相手の顔すら思い出せないのではないでしょうか? 相手も同じ状態です。もしかしたら、二度目に会った時も、「はじめまして」と名刺を交換するかもしれません。そんな名刺交換がビジネスにつながらないことは、想像すればすぐにわかるでしょう。

人脈がビジネスに有効だということはよく分かります。しかし一方で、名刺交換などの「人脈作り」に意味がないこともわかります。というより、そもそもそのような名刺交換では「人脈」はできません。テレビ画面を通して有名人を知っていても意味がありませんね。その理由を考えると、「人脈」の定義がわかってきます。

人脈とは、「自分が誰かを知っていること」ではありません。自分がAさんを知っていても、Aさんは自分の「人脈」にはなりません。というのは、ただ知っているだけでは、自分がAさんに何も影響を与えられず、Aさんには何も頼めず、Aさんに何かしてもらうこともできないからです。

 

人脈とは、「知られていること」

人脈とは、自分がAさんを知っていることではなく、Aさんが自分を知っていること、自分に一目置き、自分と関わることにメリットを感じてくれていることなのです。こちらがお願いや質問、提案をした時に耳を傾けてくれる人のことを「人脈」といいます。そんな人が「人脈」になりえるのです。

つまり、「人脈とは、自分が相手を知っていることではなく、相手が自分を知っていること」なのです。
自分が相手を知っているだけでは、何の協力も得られません。ましてや名刺交換しただけでは、「知っている」うちにも入りません。

人脈をつくるとは、自分に一目置く人をつくるということです。そしてそのため必要なのは、周囲から「協力したい人物」「価値ある人間」と思われるか? なのです。“ベクトル”が逆なんです。

×間違った認識 自分が相手を知っている : 自分→相手
〇正しい認識  相手が自分を知っている : 自分←相手

 

では、その「人脈」を作るために何が必要なのか? 人脈を増やすためには、相手から「あなたと知り合いになりたい」と思ってもらうことが必要です。そして、そのためにできることは、「自分自身の力を高めること」これしかありません。
自分の能力が高まるからこそ、自分を頼りにしてくれる人が増えます。また、「自分」と関わることでメリットを感じる人も増えていきます。そして自分の力になってくれる人も増えます。

 

 

自分の発言力を高めるためには

ビジネスの発言力も同じです。自分が相手に向かって言葉を発しても、それが影響力を持たなければ意味がない。ということは、発言力とは「この人が言うことだったら、聞いておかないといけないな」「この人の発言には注目しておきたい、この人が言うことだったら信頼できるな」ということです。

単純に相手の連絡先を知っていたり、SNSでつながっているだけでは何の意味もありません。ツイッターフォロワー数が○○万人、メルマガ読者○○万人!だったとしても、相手が、あなたの声に耳を傾ける状態でなければ意味がありません。単純にアプローチ先を増やすだけでは無意味です。

メッセージを発信しても、相手が自分の話に聞く耳を持ち、興味を持って聞いてくれなければいけません。そして聞いてもらうためには、自分が発信するメッセージの質を高めなければいけません。

それはつまり、相手が自分に望んでいることを明確に捉え、それに応えることです。相手の人脈になる、発言力を高めるためには、相手から重視されていなければいけません。発言力を高めるために、まず説明力を磨くという視点を取り入れると、周囲からの見られ方が変わるかもしれません。

 

 

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