自分の言葉が、結局一番おもしろい

専門用語を使ってはいけない

10872860

こんにちは、木暮太一です。

 

先日、ある方から出版企画の相談を受けました。

その方が考えている出版企画案の中で、

実際に売れそうなものをピックアップし、

その企画を磨きました。

 

もともと、専門分野をお持ちで、

プロとして活動されていらっしゃる方でしたので、

出版企画も作りやすいです。

 

しかし、最初に持ってきた企画書は

大変失礼ながら、まったくダメでした。

 

専門用語や専門理論が多すぎて、

そもそも何のことを書こうとしているのか、わからなかったのです。

 

これでは企画は通りません。

ぼくがコンサルをさせていただき、タイトルを変えました。

そして、この本のおもしろさを専門用語を使わずに表現しました。

その結果、その日からたった1週間で大手出版社で企画が採用されたのです。

 

専門家から見て「おもしろい!」という内容でも、

一般読者からみたら「??」のことがよくあります。

 

そして、編集者は「初心者」です。

編集者は本をつくるプロですが、みなさんの分野については「初心者」なんです。

 

だから、編集者に対して専門用語を使ってはいけません。

多くの人が出版に値するコンテンツを持っています。

しかしそれを「初心者」に理解してもらえなければ、本になりません。

自分のコンテンツのおもしろさをわかりやすく伝えることが、出版でも必要不可欠なんです。

 

相手がわかる言葉に置き換えて語るように心がけましょう。

出版に限らず、すべてのコミュニケーションで大切なことですね。

 

キャプチャ

3キャプチャ

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。
PAGE TOP