書籍プロモーション これだけはやってはいけない!

こんにちは、木暮太一です。

ぼくは19歳の時から著者として活動し、これまで50冊以上の本を出版してきました。同時に、2004年から出版社の経営者として活動しています。著者として、また出版社の経営者として多くの書籍プロモーションを手掛けてきました。

その結果、「出せばランキングに入る」「出せば増刷される」という状態を作れています。なぜそんな結果が得られているかと言えば、それは、ぼくがコンテンツ作りをしっかり行っていることと合わせて、正しい書籍プロモーションを行っていることが大きな理由です。

書籍プロモーションには、決まったやり方があります。そしてそのやり方をそのまま行えば本は売れます。そして、間違ったやり方をしてしまうと、逆に本が売れなくなります。せっかく自分の思いを込めて一生懸命に出版した本を、「殺す」ことになってしまうのです。

そうならないようにするために、やっていいこと/やってはいけないことの全体像をまず抑えてください。

 

× 絶対にやってはいけない!
「Amazonキャンペーン」

Amazonキャンペーンや、意図的にAmazonで売れるように誘導するのは、率直に言って「最悪の策」です。なぜか? それは、Amazonに誘導すると、それだけリアルの書店で売れなくなるからです。

本は、リピートが生まれない商品です。どんなに内容が良くても、「2冊目を買おう」とはなりません。友達にプレゼントすることはあっても、自分用に2冊買うことは、ほとんどないでしょう。
だから、「Amazonで買われる=リアルの書店では買われない」ということなんです。

これのどこが問題か?

それは「波及効果」です。本はリアルの書店で売れて、それが徐々に波及効果として広がり、増刷がかかり、広告が出て、ベストセラーになっていく、という流れで売れていきます。総じていうと、これしかありません。

書店では、売れる本はみんなが売ろうとします。いい場所に本を並べ、いろんな場所に並べ、ポスターも貼られたりします。そして、書店内での展開が大きくなるとともに、出版社に大量の注文が入ります。これが増刷につながり、出版社が広告を打つことにつながるのです。

一方、Amazonで売れても、その売れた影響はどこにも波及しません。Amazon内でも、あなたの書籍ページは同じように1ページのみです。どんなに売れる本でも1ページ。そして、売れたからといってトップ画面にあなたの本の広告バナーが張られるわけではありません。

つまり、売れても売れなくても、Amazon内での告知力は変わらないんです。

リアルの書店で1冊売れれば、それは波及効果も含めると何冊分もの効果があります。でもAmazonでの1冊は、そのまま「1冊」です。「1冊在庫が減った」という程度の扱いにしかなりません。
だから、Amazonで売ろうとしてはいけないんです。

× 絶対にやってはいけない!
「ニュースサイトに有料で掲載してもらう」

書籍のプロモーションのために、メディアに取り上げてもらおうと、がんばる著者もいます。メディアに取り上げてもらえれば、売れるだろうと考えてのことですが、現実にはそれほど甘くはありません。

「メディアに取り上げられるのは簡単ではない」ということではありません。
「メディアに取り上げられても、本は全然売れない」のです。

特に、雑誌やインターネットのニュースサイトに取り上げられても、ほとんど売れません。雑誌に取り上げられた! ネットニュースで紹介された!といっても、実売として、10冊程度しか売れないこともよくあります。

もちろん、取り上げてもらえないよりは、取り上げてもらえた方がいい。

でも、それに対して、お金を払うのはやめた方がいいです。
「インターネットのニュースサイトに取り上げてもらえるようにします。30万円です」など、メディア対策をうたった業者がいますが、ほとんど意味がありません。

※その業者は、細かい本の実売データを見ることができません(見れるとしても、紀伊國屋書店70店舗のデータのみで、かなりざっくりしています。一方、ぼくら出版社は全国2800店舗の売上データが見れるPOSを見ています。)
なので、「Amazonのランキングが上がりましたね!」など、Amazonランキングでしか表現していません。なお、Amazonで1日に30冊でも売れれば、「ジャンル1位」になってしまいます。それくらいAmazonランキングを上げることは簡単です。
雑誌に載っても、ネットニュースサイトに載っても、本は売れていません。ここで無駄なお金を業者に払わないように、十分ご注意ください。

× 絶対にやってはいけない!
「出版パーティで本をプレゼント」

本を出したタイミングで、出版パーティを実施することがあります。それは問題ありません。問題なのは、来てくれた人に本をプレゼントすることです。

Amazonキャンペーンと一緒で、これをやってしまうと、リアルの書店で売れなくなってしまいます。会場でもらえるとわかれば、事前に買わないでしょうし、「おもしろかったから、帰りにもう1冊買おう」ともなりません。
そのパーティ会場で売るっても同じです。とにかく、リアル書店以外で本を売ってはいけない、ということを肝に銘じておきましょう。

▲ やらない方がいい!
「書店でのサイン会」

では、書店でのサイン会はどうでしょう? 書店でサイン会をやれば本が売れます。それは確かにそうなんですが、売れるのは、サイン会をやったその店舗だけです。

しかも、本が売れたのは、「サイン会をやったから」ですよね。「その本がおもしろいから売れた」のではなく、イベントをやったから売れたと認識されます。となると、イベントが終了してしまえば、「もう売れない」ので、書店さんが力を入れて売り出すこともありません。

単発で数十冊売れるかもしれませんが、その後につながらない。だから書店でのサイン会はあまり効果がありません。
では、逆にどうすればいいのでしょうか?
原理原則としては、

・リアルの書店で
・満遍なく
・発売直後から売れる状態をつくること

です。

出版について、みなさんが疑問に感じることや誤解を動画でしています。
もしよろしければ、こちらもぜひご覧ください。

 

戦略的に出版されたい方へ

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