自分の言葉が、結局一番おもしろい

考えてみたら、作家になって20年でした

「10年ひと昔」っていうじゃないですか。でも、最近「10年」なんて「あ゛」っという間にすぎてしまう気がしてならないんですよ。

ぼくは10年前の2007年4月、自分の次の道を探しながら、いろいろ模索していました。結局、この年の8月にサイバーエージェントを退職し、リクルート社に転職することになるわけですが、随分といろいろ悩んだものです。

ホントはね、塾の先生になりたかったんですよ、ぼく。そして、社会人向けの資格専門学校に面接まで行って、内定までもらっていたんですよ。でも、いろいろ考えた挙句、リクルート社に入社しました。

リクルートに入った時、かなり多くの友達から「木暮、リクルートっぽくない笑」とダメ出しをされました。それはぼくもよくわかってます笑 ぼくはいわゆるリクルートのビジネスをやろうとしたわけではなく、リクルートがやっていたベンチャー投資部門に入りたかっただけなんです。

サイバーエージェントで事業責任者として、ビジネスを統括していた時、金融の重要性に改めて気づきました。大学時代に軽く金融論なるものを勉強はしていたけど、現実はそんな甘いもんじゃないです。当たり前だけど。金融の厳しさを知り、でも同時に金融の楽しさも知ったのでした。だから、金融の仕事をしたかった。

でーーーーもーーーーー、
30歳目前の未経験者は、どこの金融機関も採用してくれないようでした。転職エージェントに相談しても、「木暮さんは無理です」の一点張り。アプローチもしてくれない。ぼくも懸命に事業責任者としての実績をアピールするも、「いや、木暮さんの年齢で未経験者は無理です。」と冷たくあしらわれちゃいました。

でも、1社だけ「金融未経験でOK。その代り事業経験は必須」という会社がありました。それがリクルートだったんです。そこからは迷うことなく、リクルート一本に絞って転職活動しました。

そして、リクルートの面接でも、「投資部門に行きたい。そこに行けないなら落としてください」となんとも偉そうな発言を繰り返していました。

人事部長「うちには人材領域や結婚領域の部署もありますが」
木暮  「投資部門にのみ興味があります」

人事部長「飲食……」
木暮  「投資部門のみに興味があります」

こうして、半ば強引に投資部門に入れてもらいました。
入社してからも、とても楽しかった。ほんとにほんとに自分が日々成長していることが実感できたし、まわりにとてつもなく優秀な人たちが集まっていましたし、なにより当時の上司が超ウルトラスーパーマンでした。能力が高いだけじゃなく、厳しいながらも部下のやる気を決して失わせないように接し、部下の能力を引き出し、とにかく部下を成長させる人でした。

今のぼくがあるのは、彼のおかげだと言っても過言ではないでしょう。

ただね、この投資部門、ぼくが入社して半年で解散しちゃうんです(笑) ガチョーン。半年でなくなるってことは、入社して3カ月で、もうなくなることがわかってたってことですからね。もうね、それを聞いたときには放心状態でしたよ。せっかく狙いを定めて入社した部署だったのに、入社したとたん社内異動www ま、これも人生ですね。

でね、何が言いたいかっていうと、この10年前の出来事がつい昨日のことのように思えるってこと。10年なんてあっという間だなってこと。

そして、気づいたらぼくが作家になってから、もう20年も経ったってこと。当時大学2年生。最初に出した本、『T.K論』。この『T.K論』のT.Kってなんだかわかる?笑 これ、ぼくのイニシャル笑 若いよなぁ~ 自分の名前を本のタイトルにしようとするなんて。しょぼいよなぁ~笑 
しかもこの本、自分で印刷して、自分でホチキス止めして、自分で本屋さんに営業しておいてもらった完全自作自演本。我ながら、よくやったと思います笑 そして、すごくいい経験でした。

最初は、こんな感じの本しか出せなかったけど、20年たった今では、だいぶちゃんとした本を出版できるようになってます。人間って成長するもんですね。
そして気づいたら、次の本で50冊目になりました。累計150万部になりました。ここまで多くの読者のみなさん、書店さん、編集者さん、デザイナーさん、校正者さん、出版社の営業部のみなさんに応援してもらい、支えてもらいました。本当にありがとうございました。

この50冊目の出版を記念に、感謝の意を込めて記念講演会&パーティをやることにしました。堅苦しい会ではなく、フランクにただ飲みましょう^^という会ですが、ご都合付く方、ぜひいらしてください。

詳細は【こちら】です。

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