自分の言葉が、結局一番おもしろい

出版業界では、「類書の実績」が超重要

 

本を出したくてもなかなか企画が通らない、という悩んでいる方が多いです。反対に、「なんでそんなにポンポン出せるの!?」と思ってしまうほど、量産している人もいます。

この違いはどこにあるでしょうか?
つまり、本を出したくても出せない人とたくさん出せる人との違いです。

出版業界をご存知の方は、「本を出す」≒「その人の企画書が通る」ということだとわかるでしょう。つまり、本を出せる人というのは、企画書を通せる人なわけです。

これ、当たり前のようで、じつはあまり意識されていないんです。

本を出したければ、まず企画書を通さなければいけません。つまり、「通る企画書」にしなければいけないんです。

ではここで問題。「通る企画書」にするためには、どんな要素が必要でしょうか?

ぼくは出版セミナーで「企画書に必須の4つの要素」をお伝えしていますが、今回はそれとは違うポイントをご紹介しますね。思わず編集者が採用したくなるポイントです。

もちろん、

  • 著者の実績がすごい
  • 著者が大きなネットワークを持っている(販売力、告知力を持っている)

という点はすごく強いです。でも、これだけではありません。というより、上記のポイントは、いまから自分で作ろうと思ってもなかなか難しい。「作戦」としては、あまり使えないんです。

一方、今すぐ、自分の考え方次第で使える作戦があります。

それは……

「類書が売れている」

ということ。
「類書」とは、「同類の本」という意味で、要するに、あなたが出そうとしている本と同系統、同ジャンルの本です。この類書が売れていれば、あなたの企画は通りやすくなるし、類書が売れていなければ、あなたの企画は通りづらくなります。

出版業界では、パブライン、トリプルウィンといった書店のPOSデータがあります。出版社はみんなこのPOSデータを見て、「この企画はマーケットがありそうかどうか」を判断しています。そして、あなたが出した企画書と「同類の本」をPOSデータで調べ、あなたの企画書が筋がいいかどうかを判断します。

いかに実力があり、いかに実ビジネスでお客さんを集めていたとしても、類書が売れていなければ、その企画書は実現性がかなり難しくなります。この類書の実績は、出版業界において本当に大事なものなんです。
それをみんな参考にしている、というか、かなり重視しています。

「だったら、通らない企画書は永遠に通らないじゃん……」

と思うかもしれませんね。でも、違うんです。そのジャンルの中でも売れている本と売れないいない本があります。編集者が調べた類書が売れていなかったらNGですが、売れている類書を調べてくれたら「可能性あるかも」と思ってもらえる。

要は、企画書の中で売れている本を「類書」と定義し、編集者に「あの売れている本と同ジャンルです。だからこの本も売れます!」とアピールすることが大事なんです。

そのためにあなたがやるべきことは、「同ジャンルで売れている本を見つけること」です。書店に行って、その「同ジャンルで売れている本」を探し、「あの売れている本と同ジャンル、同系統です!」とアピールすることです。それができれば、企画書が通りやすくなります。

企画書は、プレゼン資料です。この「類書」の調査をすれば、そのプレゼン資料をより魅力的にすることができます。ぜひ試してみてくださいね。

 

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