以前、『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキさんから
「運とは何か?」という話を聞きました。
運は英語で、LUCK(ラック) といいます。「ラッキー」のラックですね。
運がいいとは、LUCK であることですね。
そして、そしてそのLUCKとは
Leaning (習得する、身につける)
Under (~に従って)
Correct (正しい)
Knowledge (知識)
だというのです。
つまり、正しい知識に従って、習得した人にだけ、LUCKがやってくるということです。
これは彼のオリジナル解釈で、本当の語源ではありません。
でも、その通りだと思いませんか?
何かを達成するために、努力は必要です。
しかしその努力の方向性が間違っていたら、何にもならないのと思うのです。
また、目指す方向が間違っていたら、大変です。
一生懸命がんばっても、「間違った場所に早く着く」だけです。
スポーツを練習するとき、最初に「正しい知識」を教えてもらうはずです。
「我流でホームランを打てるようになれ」というコーチはいないですし、
「なんとか我流で練習法を編み出してやる!」と意気込む野球少年もいません。
正しい知識・正しい方向づけ・正しい目標設定こそが大事なんだなと思いました。
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先日、本を出版したくて「必死に頑張っている」という人に会いました。
彼女は、本当にまじめに頑張っている様子でしたが、
出版業界人から見ると、「なんでそんな無意味なことしているの……?」と
思わず言いたくなってしまうようなことばかりしていました。
・企画も通っていないのに、原稿を全部書き切ってしまう
・仮タイトルのキャッチコピーを数カ月も悩んでいる
・プロのデザイナーに、書籍デザイン見本を作ってもらっている(自腹で!)
・ひたすら編集者と名刺交換をしている
たしかに一生懸命なのはわかりますが、これでは一生本は出せません。
「編集者との出会い」も、ただ出会えばいいというわけではありません。
当たり前のことですが、相手の編集者が「いい!」と感じるコンテンツを持っていなければ、
単なる名刺交換で終わってしまうわけです。
本を出したいと思っている人が、まずしなければいけないのは、
「企画書」をつくることです。
正確に言うと 「おもしろい企画」を作り、それを企画書にまとめることです。
まずは、おもしろい企画が作れなければいけません。
その作り方、セミナーで教えていますので、興味がある方はぜひ来てください。
詳細は 【こちら】 です。
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