自分の言葉が、結局一番おもしろい

Amazonランキングは無意味。本当に売れている本とは?

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こんにちは、木暮太一です。

先日、天才マーケッターのジェイ・エイブラハム氏の講演に参加しました。彼の講義を受けるのはこれで6回目です。毎回のように彼が言うのは、「売れている本の研究をしなさい」ということです。タイトルの付け方、コンセプトなど売れている本には、売れる要素があふれているので、それを研究して、自分のビジネスに活かさない手はないのです。

まさにその通りです。

ぼくは約20年間出版業界でビジネスをしています。そして、売れる本と売れない本の違いを一生懸命に分析してきました。その結果、数多くのベストセラーを出版することができたわけですが、同時に、世の中の商品を見て
「これは売れそう」「この商品は売れなさそう」 という判断ができるようになっています。

 

ジェイ・エイブラハム氏が指摘しているように、出版物を見ていると、すべてが見えるようになります。だから編集者は、どんなジャンルでも消費者にとって魅力的なものに仕上げることができるんです。出版物には、その売れる要素が凝縮されています。だから、売れている本を研究することはとても有効なことです。

ただ、ジェイ・エイブラハム氏の「売れる本を分析せよ」にはひとつ難しい点があります。それは、「どれが売れている本かがわからない」ということ。一般の方が、「売れている本」を調べる術はほぼありません。

  • アマゾンランキング?
    ランキングの入れ替えが激しすぎますし、そもそも、ネットの販売データは、市場のデータとかなり様子が異なります。まったく参考になりません。
  • 書店のランキング?
    最近、ランキングを「買う」著者がいるので、そのまま鵜呑みにできませんが、毎週、書店に足を運び調査すれば、ランキングTOP5はわかるでしょう。
    ※ただし、毎週足を運べばですし、上位5冊、多くても10冊までです。自分が研究したい本がランキング上位に登ってこなければ、分析できません。
  • 書店に平積みになっている本を見る?
    「平積みになっている本」を「売れている本」と考える読者は多いですが、決してそんなことはありません。
    たまたま今日入荷された本は、「平積み」になる可能性も高いです。「長期間、平積みをされている本」は売れている可能性がありますが、どのくらい売れているかはわかりませんね。

 

結果的に、「売れている本」を調べるにはPOSデータを見るしかありません。出版業界の人は、ほぼ全員見ています。そのPOSデータを見るしか、「売れている本」を調べる方法はないんです。残念ながら。しかし、それは出版業界以外の人には難しいです。(紀伊國屋書店のデータが見れる「パブライン」というシステムがありますが、月額10万円なので、それもなかなかハードルが高いですね)

 

唯一、現実的なのは、「頻繁に書店でチェックすること」です。労力はかかりますが、これが唯一の手段です。出版業界のPOSデータを見れる人が友人でいないのであれば、書店に足しげく通うのがベストです。みなさん、書店に行きましょう!^^

 

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